DICHROA FEBRIFUGA
碧の瞳(あおのひとみ)は、寒さに強く、冬も葉を落とさない常緑の、珍しい紫陽花です。
常山アジサイは中国やヒマラヤに自生するアジサイの仲間で、
装飾花はなく、小さな花をつけることや、秋に液果をつけることが特徴の常緑低木です。
育て易くてとっても丈夫で、花、実ともに美しく、切花としても楽しめます。
※寒冷地では冬場は戸内で楽しんでください。
6〜7月頃に白い蕾から美しい青紫〜淡い青色の控えめな美しい小花を咲かせます。
その後の秋には実がなり、10〜11月頃には濃い瑠璃色に色付きます。
爽やかな花色もさることながら、その後の目の覚めるような青い実がとても美しく、
おそらくこの実が「碧の瞳」の由来です^^
ただ、開花した後には必ず実がなるということではなく、
ある程度株が充実するまでは、なかなか実がつかないことも多いようです。
花色は土の酸度によって変わりますが、
それほど神経質にならなくても、青色に咲く傾向が強いです。
アジサイの名前がつきますがアジサイではなくアジサイの近縁種です。
- 剪定のポイント -
旧枝に花芽がつくタイプの花木です。
花が終わるとポロポロと花がらを落としますので、
夏前までに、葉の付け根に新芽がわずかに伸びている芽を残して枝を切ります。
お届け時に付いていた蕾やお花が終わっても、また新しいお花が咲いてくれる場合が多いです^^
秋の実も美しい花木ですが、来年の花芽ができるのが秋です。
実が見たい方は、実を見るための枝と来年の花のための枝を分けて管理するとよいでしょう。
常緑!原種系・常山紫陽花 『碧の瞳 -あおのひとみ-』
常緑の珍しいアジサイ♪
【学 名】Dichroa febrifuga
【科属名】アジサイ科ディクロア属
【分 類】耐寒性低木 落葉樹
【草 丈】50cm
【耐寒性】強
【耐暑性】強
【日 照】やや半日陰
【開花期】6〜7月
<アジサイの育て方>
日本あじさいは、耐寒性がありますので、日当たりから半日陰まで栽培できます。
ヤマアジサイよりも少し暗めの日陰の方が、葉の色がきれいに育ちます。
越冬は寒冷地では大きな鉢などを被せて囲いをし、そのまま雪の下で越冬出来ますが、雪が少ない地域や寒さが厳しい地域では、戸内での越冬をおすすめします。
水遣り 鉢植えは、水切れにひじように弱いです。
土の表面が、乾きかける前にタップリと与えます。
梅雨明けからは、日に2回朝晩の水遣りが、必要です。
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